この本は、ビジネスマンが如何に勉強してばいいのか、バリバリのビジネスマンである三輪さんが指南してくれるもので、会社に所属する人だからこそ、という痒いところに手が届く内容となっております。
結構響いたところがあったので(先日購入したポメラに慣れるという意味も含めて)、備忘的に抜き出してみたい思います。
第一章 どうやって時間を作り出すか
P018
「一流のプロになるためには一万時間を投資しろ」元多摩大学学長中谷氏の言葉
P022
(勉強時間を生み出す方法として)「わたしの場合、、、
毎朝四時半に前後に起きて、家を出る八時ごろまでの時間を勉強時間にあてています。」
P030
「昼休みに、・・・たとえ三十分でも四十五分でも無駄にせず、自分のための勉強時間として使うことができるならば、一年たてば相当なことが達成できるはずであり、これを利用しない手はありません。」
p037あたり
(総合月刊誌・経済誌を切り取るという部分で)「「細切れ時間」を有効に活用するためには、外出時に持っていくものを、事前に段取りしておくことが重要」
P043
「つまり、最大限に自己実現をして、悔いの無い人生を送るためには、自分の人生に対して最大限欲張りになり、その実現に向けて、最大限自分のための時間を作り出さなければなりません。」
P045
「「時間の適材適所」を考えることは、勉強の能率という点で最も重要なことですが、これ以外にも、重要なこととして、「異質なものを組み合わせる」ということを指摘しておきたいと思います。」
P051
「作家の松本清張も・・・そうした不遇時代に猛烈な勉強を続けたことが、のちに作家として大を成す基礎を築いたことは有名な話です。」
P054
新聞は読まなければなりません。しかし、読みすぎてもいけません。・・・あくまでも新聞情報というのは基礎的情報であり、そこからどれだけ自分で付加価値をつけられるかが勝負になります。
第二章 よい本はこうして選ぶ
(なぜ本は買わなければならないか?)
1.自分で身銭を切って本を買うことによって、初めて選書眼が養われる
2.本を買って自分の蔵書を持つことによる知的雰囲気の重要性(精神の巣づくり by森本哲郎)
3.本というのは、読みたいと思ったときに手許にないと、往々にして読む機会を逸してしまう
(本選びのチェックポイント)
1.目次と前書きをじっくり
2.文章の論理性と明晰性
3.形容詞の使い方
4.著者
P106
自分が物事を理解するのに役立つのであれば、どんな本であろうと、人の眼を気にせずによむべき
第三章 新聞・雑誌をどう読むか
P109
毎日どれだけの時間をかけて新聞を読むべきかということは、本当に悩ましい問題です。
P110
わたしは、週日は朝、自宅で朝日新聞を三十分、会社の昼休みに日本経済新聞を三十分、合計一時間かけて毎日読んでいます。
週末は、日曜日の午後に二時間ぐらいかけて、土日両日の新聞と、週日の新聞記事の中で週末に読むために赤ペンでマークしておいた記事を読むことにしています。
週末まとめ読みの利点
1時間が節約できる
2読む必要のない記事が多数ある
3新聞社の力量が分かる
4大局観を得やすい
新聞を読むときに注意すべきこと
1書かれている内容が事実なのか、記者の観測・憶測なのか明確に区別する
2通常の記事は、見出し全体を要約したりリード部分を読むことによってあまり時間をかけず、そのかわりに、特集記事や定期コラムを中心に読む
3記事の内容を論理的に理解するためには、自分で補助線を入れて考える必要がある
4記事の中で使われている用語の違いに注意する必要がある
5紙面の下段に小さく掲載されるベタ記事に注目する
第四章 わたしの英語上達法
P159
「(総合商社でも)骨のある英文を読みこなすことができ、会話の相手が苛立つこともなくスムーズな知的会話のできる人はそれほど多くはありません。
P170
ビジネスマンが最も頻繁に使う英語の機能は、決して会話ではなく読み書きなのです。
骨のある英文を正確に読めるようになることが、まずはビジネスマンが目指すべき英語力の第一優先課題
以上。
ネットがこれだけ発達してくると、すべてを丸飲みする必要はないとは思うけど(RSSとかもつかえるし。。)。
情報をいかにして得るか、それをどう仕事に生かすのか、という問題に対してヒントは与えてくれる本だと思います。
また、四十歳でなくとも読む価値のある一冊であると思います。折に触れて見返して、自分の勉強法をチェックしたいと思います。